大槌鹿の寒こうじ漬けが岩手ぅんめ〜もん!!グランプリ最優秀賞!

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大槌鹿の寒こうじ漬けが岩手ぅんめ〜もん!!グランプリ最優秀賞!

今年7月に発売したMOMIJI✖️安藤醸造のコラボ新商品、

大槌鹿の寒こうじ漬け』が、2023年「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ」で最優秀賞に選ばれました!

「大槌鹿の寒こうじ漬け」とは

高品質なジビエ肉として高く評価されている大槌鹿のロース肉を、秋田県仙北市の老舗醸造所・安藤醸造の「寒こうじ」に漬け込むことで、新しいお手軽なジビエ料理が誕生しました。

米麹の酵素のはたらきにより、肉の筋繊維がほどけて、食べたときの肉の食感がとても柔らかく、うま味あふれるジューシーさを味わえます。こうじを使っているので、日本酒はもちろん、ビールや焼酎にもピッタリです!

フライパンで加熱するだけですぐ食べられ、分厚く満足感のあるステーキを手軽に作れるので、ジビエ初心者や鹿肉の調理が初めての方も手に取りやすい商品です。

そんな私たちMOMIJIの想いに共感してくださった、秋田県角館市の安藤醸造さんから「コラボしましょう!」とお話があり、「大槌鹿の寒こうじ漬け」が実現しました。

 目次

 

大槌鹿の寒こうじ漬けのおすすめの食べ方

商品は、冷凍した状態でお届けします。

冷蔵庫か流水で解凍していただいて、フライパンで焼くだけで手軽にお召し上がりいただけます。

そのままでも鹿肉の旨味を存分に味わえる旨味たっぷりの味付けですが、お好みでブラックペッパーを加えることで味が引き締まり、ご飯はもちろん、パンにも合います。ビールやハイボールなど、スッキリとしたお酒との相性も抜群です。

ご家庭で衣にまぶして揚げて「寒こうじ鹿カツ」にしていただくと、お手軽かつ食べ応え満点の晩御飯のおかずになるので、ぜひお試しください。

 

寒こうじとは

寒こうじとは、秋田県の伝統食の一つです。米こうじと塩と水で作る塩麹と異なり、寒こうじは、水を一切加えず、炊いたもち米かうるち米、米こうじ、塩で作ります。塩麴は水を加えて作るのでさらっとしているのに対し、寒こうじは米が入るのでとろりと粘り気があります。また、塩麴は1~2週間の熟成期間で作るのに対し、寒こうじは半年以上熟成させるため、濃厚な甘みと旨味が特徴です。野菜から、魚、肉まで何にでも合う万能調味料です。

藤醸造の寒こうじは秋田県産あきたこまちで作った米麴と、炊いたあきたこまち、砂糖、塩のみを使って製造しています。寒こうじに漬けると肉が柔らかくなり、簡単に味付けができます。名前の通り寒い時期に半年から一年ほど熟成させるので、こうじの甘みと塩の旨味が深まり、まろやかでコクのある味わいになっていきます。

健康効果にも優れており、肉・魚料理のほか漬物などにも用いられます。健康に良いとされている理由として、寒こうじに含まれる酵素により消化を助ける働きがあり、特にタンパク質や脂質の消化を促すプロテアーゼやリパーゼが含まれます。血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす効果も期待できるとされています。また、乳酸菌も含まれていて腸内環境を整えるとともに、免疫細胞の活性化を促す働きがあります。

安藤醸造について

創業嘉永六年(1853年)から170年も続く秋田県仙北市角館に本店を構える味噌・醤油・漬物・特産品の老舗。安藤醸造は“無添加”“天然醸造”をこだわりとしていて、一人の熟練した杜氏の手により、愛情いっぱいに品質管理をしています。天然にこだわって、おいしい商品を醸造するには平均で1年、長いものでは2年以上の発酵期間が必要となるため、杜氏が一人ということもあり生産する量には限りがあるとのこと。

安藤醸造さんでは、ECサイトでも商品を販売されているので、寒こうじにつきましてはそちらをチェックしてみてください。

寒こうじ漬け誕生のエピソード

MOMIJIは、鹿肉の加工・販売を開始して3年になります。MOMIJI代表の兼澤は、首都圏を中心にレストラン等でジビエを食べる文化は広まりつつあると感じる一方で、家庭で鹿肉を食べる文化はまだまだ根付いていないと感じていました。

精肉の商品は数多く製造・販売しているものの、調理にハードルを感じるお客様がいるのが課題であり、「焼くだけの簡単な商品を作りたい」という思いがありました。

安藤醸造との「出会い」

MOMIJIは、地元・大槌を盛り上げていくため、活動の幅を広げるべく大槌商工会青年部に加入しました。その後、東北・北海道地区の会議に参加した際、秋田県青連(秋田県商工会青年部連絡協議会)会長である、安藤醸造の安藤代表取締役専務と知り合い、コラボ商品の話に発展。

「すぐにやってみよう」ということになり、安藤醸造さんの自社商品(味噌や醤油、こうじ等)を送っていただき、その中から鹿肉と相性の良さそうな寒こうじを作ってみることになりました。

このとき寒こうじ、旨辛寒こうじ、旨みそ寒こうじの3種類で試作をしてみて、「まずは安藤醸造さんの代表商品でもある寒こうじでやってみよう!」ということで、出来上がったのが「大槌鹿の寒こうじ漬け」です。

今後は、安藤醸造さんの他の商品とも掛け合わせ、商品のシリーズ化も進めて行きたいと考えています。「大槌鹿の味噌カツバーガー」は、安藤醸造の旨みそ寒こうじに漬け込んだ鹿カツを豪快に挟んだ人気商品で、現在イベント出店時のキッチンカー限定で販売中です。キッチンカーは岩手県内を中心に、時には首都圏に出没することも。MOMIJIのイベント出店情報は、MOMIJIの各種SNSをフォローしてチェックしてくださいね!
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<キッチンカーの外観>

大槌鹿の味噌カツバーガー

また、寒こうじ漬けを使ったバーガー商品も現在試作中です!今後のイベント出店予定を見逃さずにチェックしてください!

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

MOMIJI✖️安藤醸造のコラボ商品『大槌鹿の寒こうじ漬け』が見事に、岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ・最優秀賞に選ばれました!

審査員の皆様からは「これは旨い」「どんなお酒にも合う」といったコメントを頂くことができました。

実に24点もの出品数の中から最優秀賞をいただけたことは大変光栄であるとともに、安藤醸造さんとのコラボ商品ということでとても嬉しい結果でした。

ぜひ、一度ご賞味ください。

ご購入はこちらから👇👇

【焼くだけ!大満足】大槌鹿の寒こうじ漬け

岩手・大槌の「鹿肉」と、秋田の伝統的な発酵食品「こうじ」。この二つの地域資源を使い、新たな商品開発を通じて、東北の魅力を発信し、地方を盛り上げる商品にしていきたいと強く思っています。

寒こうじ以外にも、安藤醸造さんのこうじシリーズで、旨みそ寒こうじ、あまざけ寒こうじなど味のラインナップを増やしていきたいと考えています。私たちは岩手のジビエ文化を盛り上げるだけでなく、これからは岩手県を越え、東北地方を盛り上げていきます!

 

文:鈴木 広法(local hack) 編集:工藤 秀佳 

 

監修:工藤 秀佳

1996年北海道札幌市生まれ。北海道大学農学部畜産科学科で畜産や食肉について学ぶ。一度は住宅業界で就職するが、やはり食肉に関わる仕事をしたいと思ううちに、大槌町地域おこし協力隊の募集を目にし、大槌ジビエソーシャルプロジェクトの活動内容に惹かれて応募。2021年4月から大槌町に移住し、狩猟免許を取得。活動していく中で農家さん達に出会い、農業被害を減らすことを目的にわな猟を中心に活動。2023年4月からMOMIJI株式会社の社員となり、他地域にジビエ事業を広める「ジビエ塾」の企画運営等を担当。

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  • MOMIJIコラム編集部