鹿肉に旬の時期はあるの?気になる「夏鹿」とは…!?
7月になりましたね。
目次
1.鹿肉を食べられる時期は?
2.鹿肉の旬はいつ?
畜舎で飼われ、基本的にいつも同じ餌を与えて育てられる牛や豚と違い、鹿の場合は季節によって生活スタイルや食べるものを変えるため、それぞれの季節で違った味わいを楽しむことができます。
その中でも、特に美味しいとされる2つの季節の鹿をご紹介します!
〇夏鹿(なつじか)
地域によっても違いますが、大槌町では6月から9月にかけての鹿が「夏鹿」と呼ばれます。
夏の日差しを浴びて青々と育った栄養豊富な草を食べ、ジューシーな赤身を楽しめる時期です。メスもオスも美味しい時期です。
〇秋鹿(あきしか)
大槌では10月から11月にかけての鹿が「秋鹿」と呼ばれます。
ドングリなどのカロリーの高い餌を食べ、冬に備えて万全に脂を蓄えた時期です。
一年の中でもっとも脂がのり、中にはサシが入る個体もあります。
甘みがあり、特にメスの鹿が美味しい時期です。
今回はこの2つのうちの「夏鹿」について詳しくご紹介します!
3.夏鹿が美味しい理由
夏の山の様子や夏鹿の生態は?
〇大槌町の夏の様子
岩手県大槌町は北上山地の新山高原を有します。
標高1,000mの新山高原では平地よりも遅く夏が訪れます。
夏でも狩猟の本番である朝晩は上着が必要なほど冷え込みます。
6月~8月は新山高原の短くも美しい夏の期間です。
さまざまな高木や低木、高原植物が入れ替わり立ち替わり次々に花を咲かせ、実を実らせます。
大槌町の山は杉林や竹林が少なく、主に広葉樹林帯が広がっています。広葉樹の森では、木の下まで日の光が届くので、下草が豊富で、鹿などの草食動物にとっては餌が豊富な楽園です。
〇夏鹿の生態
夏は日の出ている時間が長くなり、植物が最もよく成長する季節です。
山は青々と茂り、鹿は、餌の少なくなる冬に備えて、柔らかく栄養価の高い餌を求め、一年で一番食べることにエネルギーを注いでいます。
鹿たちは、たくさんある草や葉の中でも、若い下草や、幼い木の新芽など、特に柔らかい新芽を選んで食べています。
栄養価の高い餌を食べている鹿は、栄養を蓄え、どんどん肉付きを良くしていきます。
同じ夏鹿の中でも、6月より7月、7月より8月と秋に近づくにつれ、ますます肉付きが良くなり、脂ものってきます。
4.夏鹿の味の特徴
鹿肉は、もともと脂質が少なく、ヘルシーなお肉ですが、夏の鹿は特に赤身がしっかりとして、みずみずしいジューシーな赤身が楽しめます。
脂は比較的少なく、後味はさわやかで、切れ味が良いのが特徴です。
夏鹿の中でも、6月より7月、7月より8月と秋に近づくにつれ、脂がのっていきます。
5.夏鹿の楽しみ方!おすすめの部位は?
夏鹿の味わいを楽しめる部位は何と言ってもモモ肉です。
夏は鹿が最も瞬発力のある動きを見せる時期で、よく動かすモモのお肉は、肉肉しい食感で、味が濃いのが特徴です。
鹿肉の中で最も大きい部位でもあり、旨味がありつつコスパが高い部位でもあります。
6.夏鹿の楽しみ方!おすすめの調理方法・食べ方は?
〇おすすめランキング1位「鹿肉のロースト」
季節ごとの鹿肉の味わいを楽しむのに何と言ってもおすすめなのが「鹿肉のロースト 」です。
低温調理することで、鹿肉のジューシーさを失わずにしっとりと仕上げ、シンプルな味付けで「夏鹿」の味わいを楽しんでください!
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ローストに合う部位は、ロースやモモがおすすめです。
ロースは柔らかくジューシーな味わいが特徴の背中の筋肉で、希少部位です。飲食店のシェフにも好んで取り扱われます。
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モモは、太ももの筋肉です。特に夏鹿では、肉肉しく、味が濃くなるのが特徴です。
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〇おすすめランキング2位「鹿肉の冷しゃぶ」
毎日暑くて食欲がなくなる時期、咀嚼することすら面倒になることもありますよね。
そんなときでも、十分なたんぱく質を摂るのは重要です。
鉄分とたんぱく質が豊富な鹿肉を、さっとお湯にくぐらせて、さっぱりしたポン酢でどうぞ。あっさりした鹿肉しゃぶしゃぶでしっかり栄養補給してくださいね。
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ゆずと唐辛子が効いたさわやかな福井県の伝統薬味「山うに」は食欲をそそって鹿肉のしゃぶしゃぶにピッタリ!
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〇おすすめランキング3位「鹿肉の唐揚げ」
暑い日が続くと毎日ビールが美味しくて困っちゃいますよね。
ビールに合う鹿肉レシピといえばこちら、「鹿肉の唐揚げ」。
大根おろしでさっぱりと召し上がるものおすすめです。
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7.まとめ
- MOMIJIコラム編集部