誰でもおいしく作れる!鹿肉ハヤシライスのレシピ(スジ・カタ)

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誰でもおいしく作れる!鹿肉ハヤシライスのレシピ(スジ・カタ)

鹿肉は「臭みや身の固さが気になる」という方も多いのではないでしょうか。実は、ひと工夫加えることで誰でもおいしい鹿肉料理を作ることができます。

今回は、鹿肉ハヤシライスのレシピをご紹介します。また、下処理の方法や煮込む前のワンポイントについても紹介します。この記事を参考に鹿肉ハヤシライスを作ってみてくださいね。

 

鹿肉ハヤシライスの材料

  1. ハヤシライスのもと 4皿~5皿分
  2. 鹿のスジ肉     300グラム(一口大にカット)
  3. タマネギ      2個    (くし切り)
  4. 水         950ml (ゆで時間に応じてさらに追加)
  5. サラダ油      適量

鹿肉は下処理が大切!煮込む前のひと工夫

 

調理前の鹿肉にひと工夫加えることで、よりおいしい鹿肉料理が作れます。今回扱うスジ肉だけではなく、他の部位でも同様の処理方法を使えるため、ぜひお試しください。

 

おすすめ度【★★★】ゆでる前に焼く

切った鹿肉をフライパンでこんがり焼き色がつくまで焼きます。表面を焼いてからゆでると、鹿肉のうまみを逃がさず、煮崩れも防ぐことができます。また、ハヤシライスの風味も上品になるためおすすめです。

 

おすすめ度【★★★】圧力鍋で下茹でする

圧力鍋で20分~30分下茹でしてから調理すると、短時間で柔らかい鹿肉になります。
下茹でなしで調理すると、柔らかくなるまで2時間ほど煮込むのに対し、圧力鍋で下茹ですれば、30分ほどで柔らかくおいしい鹿肉に仕上がります。

 

おすすめ度【★★】牛乳に漬けておく

一口大に切った鹿肉を、牛乳に漬けておきます。そのまま冷蔵庫で30分程おいておくと、肉の臭みがとれておいしい鹿肉料理が作れます。ジビエ特有の臭みが気になる方はこの方法がおすすめです。

 

おすすめ度【★】冷蔵庫で寝かせる

切った鹿肉を冷蔵庫で長期間寝かせます。2,3日おいておくと、熟成されて鹿肉のうまみが増します。3~4℃で1週間熟成された鹿肉が最もおいしいとされています。他の食材の匂いが移る可能性があるため、冷蔵庫の状況を踏まえてご検討ください。

 

おすすめ度【★】塩でもみこむ

鹿肉に下味を付けるとともに、もむことで肉の柔らかさが増します。もみこみすぎると強い塩味で鹿肉の味が損なわれる可能性があるため注意が必要です。

 

大槌鹿のハヤシライスの作り方!写真付きで調理手順を解説

調理手順はたった4つです。とても簡単なのでぜひ試してみてくださいね!

 

①材料の下処理をする

鹿肉は一口大に、タマネギはくし切りにします。鹿肉は前項でご紹介した下処理を済ませておくことでさらにおいしい仕上がりになります。

 

②材料を炒める

鍋にサラダ油をしき、タマネギが透明になるまで炒めます。
下処理を終えた鹿肉を加えてさらに炒め、鹿肉にも軽く火を通します。

 

③水を加え、材料をゆでる

鍋に水を入れ、弱火~中火で2時間茹でます。(下処理で圧力鍋でゆでた場合の茹で時間は30分ほど)あくをとりながら、水を適宜加えてください。

 

④ハヤシライスのもとを入れ、さらに茹でる

鍋にハヤシライスのもとを溶かし入れます。15分程茹でて、味をなじませたら完成です。

 

まとめ

鹿肉をおいしく調理するためには下処理が大切です。ひと工夫することでよりおいしい鹿肉料理を作ることができます。
料理するための特別な調理方法や調理器具は必要ありません。鹿肉だからといって気負う必要はなく、誰でもおいしい鹿肉料理を作れます。今回紹介した下処理をして調理すれば、カレーやシチューなどの煮込み料理も作ることができます。ぜひ気軽に鹿肉料理をつくってみてください。

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  • MOMIJIコラム編集部