絶品の鹿肉を「バーベキュー」で食す!

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絶品の鹿肉を「バーベキュー」で食す!

この数年、アウトドアや屋外遊びが取り上げられ、もはや通年を通して楽しむことのできる贅沢。それが「バーベキュー」。

好きな方は以前から好んで行っていたと思いますが、

有名Youtuberや、バーベキューが趣味と発信している芸能人の影響もあって、瞬く間に一大アウトドアカテゴリーになったと感じます。

単にキャンプのときの食事の一つとして捉えるのではなく、ギアと呼ばれる道具にこだわったり、火の前でゆっくりとした時間と空間を楽しんだり、様々な楽しみ方ができるのが奥の深いところ。

本記事では、これからが絶好の季節ともいえるバーベキューについてと、

新定番としてぜひ味わってほしい鹿肉の楽しみ方についてお伝えしていきたいと思います。

バーベキューを楽しむコツとは

バーベキューは、友人や家族との価値ある時間を共有しながら、美味しい料理を楽しむこと。

他にも友人や家族との過ごし方というのはたくさんあるわけですが、先にも述べているように、屋外での共通体験であるバーベキューは、その空間がもはや「遊び」とか「リラックス」なのではないかと感じます。

自然を感じながら美味しい料理を楽しむのに最適なアクティビティと言え、体と頭を使った火の起こし方応用力の試される焼き加減水のありがたみなど、少しのアイディアと工夫により、普段の日常とは異なった楽しさがあります。

それだけではありません。

場所の選択。

自然との協力・ときには戦いとも言えるでしょうが、海辺や川辺、山の中など、自然を感じる場所でのバーベキューは、その場所でしか味わえない風情があります。

季節や天気に合わせて、最適な場所を選ぶことで、素晴らしい一日を過ごすことができるのです。

そして、これこそがメインの楽しみ、バーベキュー!

お肉は何にしようかな?待てよ、海鮮もいいな。野菜はどうしよう、あと飲み物!

…などなど、外だからこそ、豪快に焼いて食べられる食物のオンパレード。

書いているだけで、香りがしてくるような気がしてきます。

 

バーベキュー✖️ジビエ(GBQ)の魅力に迫る!

食材選びも重要なファクターのひとつ、特にお肉はメイン中のメインと言っても過言ではないでしょう。

日頃から慣れ親しんでいるお肉をチョイスする方もいれば、ここぞとばかりに金額には目もくれず「食べたい」お肉を選ぶ方も。

ファミリーなのか友人となのか、自分だけで楽しみたいのかによっても様々な選択肢があるわけです。

ここで、ちょっと待ってください!

ジビエ」を使ったバーベキューをしてみたことはありますか?

そう、今回ご紹介したいのは、

ジビエの中でも特にバーベキューでの楽しみ方が豊富な鹿肉のバーベキューです。

中でも、鹿肉は牛肉同様に、炭火との相性がバツグンなんです!

ちなみにMOMIJIでは、

ジビエを使ったBBQのことを【ジビエ✖️BBQ】の造語としてGBQ】と命名していますので、ぜひGBQで覚えていただければ嬉しいです。

 

鹿肉を最高に美味しく焼く方法 ー 焼き加減の秘密

そこまでおすすめするからには、何度も食べているの?と思われたかもしれませんが、友人が持ってきてくれたロースを楽しんだのと、自分で食べたい部位を少量購入して焼いた2回だけです。

ただ、その2回だけで、鹿肉をおすすめしたくなる、美味い!」という体験!

それほど、特に最初に味わったときはインパクトがありました。

まず、炭火の使用は絶対です。

鉄板のほうが熱効率が云々…ともかく最初は炭火で楽しむことをおすすめします!

炭火だからこそ、鹿肉の赤身の美味しさを最大限に引き出すことが可能になります。

電気やガスのグリルでは得られない、炭火特有の香ばしい風味が鹿肉のジューシーな肉質と組み合わさることで、それこそまさに絶品です。

鹿肉の深い風味、柔らかな食感は、バーベキューの主役として充分な存在になりえます。

鹿肉は赤身が多いため、焼き過ぎると固くなってしまう点は注意が必要ですが、しっかり加熱しないといけないのもまた事実。焼き加減は、中火でじっくりと焼き上げることが基本です。

ここで、注意したいことがあります!

焼く前にしておかなければならない準備があります。

それは、肉を常温に戻すことです。

冷蔵BOXなどから取り出した状態ですぐに焼き始めると、肉の内部に熱が通るより前に、表面に火が入りすぎてしまい、外側はパサパサなのに内側は生っぽくなります。

焼くときは、先に取り出しておいて常温に戻しましょう。

またこのとき、肉にはたっぷりの塩と胡椒をかけておくと、ジューシーに仕上がりやすくなり、鹿肉本来の旨味を最大限に引き出すことができます。

味付けについては、シンプルなほうがベター。

このシンプルさが、鹿肉の本来の旨みを最大限に活かします。もちろん、ガーリックやハーブの風味が好きな方は、少しアクセントを加えていただくのも乙です。

 

自分の好みを探せ!GBQのレシピ

実は近年のバーベキューシーンでの人気食材として、鹿肉は注目されています。

価格は他のお肉と比較しても、牛肉に次ぐ高めの部類に入りますが、なんと言ってもその香りと脂身の少なさから、ヘルシーさも相まってウケている、ということですね。

まず、鹿肉を楽しむ上で重要なのは部位の選び方。

いくつかの部位があり、その部位によって最適な調理方法、食感が異なります。

たとえば、モモ肉は赤身の濃さが特徴で、しっかりとした食感。これを炭火で焼いたとき、鹿肉独特の香ばしさと深みのある味わいが際立ちます。

一方、ロース肉はその柔らかさから、薄切りにしてさっと焼くだけで、ジューシーな食感と旨みを感じることができます。

上記の2つの部位について、もう少し部位ごとにご紹介しようと思います。

焼き方によって表情が変わる!?鹿肉の王道GBQ

モモ肉

モモ肉は、鹿肉の中でも特に赤身が際立つ部位です。

そのため、しっかりとした食感と豊かな香りを持ち、バーベキューでの楽しみ方は、焼き方によっていろいろ。

炭火で焼くことで、特有の香ばしい風味と深い旨みが引き立ちます。

MOMIJI ー 大槌鹿 モモ肉

モモ肉のおすすめの楽しみ方としては、

①あらかじめカットしておいて、一晩タレに漬け込んでおく

タレの旨味がお肉に浸透し、噛んだときにジューシーで口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。

焼肉のタレの他、塩麹漬けも美味です。

厚さはお好みで良いかと思いますが、おすすめは7mmスライスにしていただくと、弾力はそのままに柔らかみが感じられると思います。

②大きなブロック肉のまま、じっくり火を通していく

一人でやるには、少し量が多いかもしれませんが、200グラムのブロック肉を焼きながら楽しむのも良いでしょう。

ファミリーや友人とならもっとたくさんのグラム数でも良いと思います。

オリーブオイルやハーブソルト等でしばらく漬け込んで、表面にしっかりと焼き目を付けた後、アルミホイルに包んで弱火で時間をかけてじっくり火を通すと、より柔らかく仕上がります。

注意点としましては、脂身が少ないため、火力の強さや加減によって焼き過ぎると水分が飛んでしまってパサつくことがあります。

オイルに漬けたりオイルを引くことで水分が失われないように調理しましょう

ロース肉

柔らかさと旨味が存分に感じられるのがロース肉の良さ。

鹿のロース肉は、柔らかくて脂が少ない部位です。薄切りにして楽しむのが良いでしょう。

MOMIJI ー 大槌鹿 背ロース

そのまま焼いても美味しいですが、おすすめは、酢とオリーブオイルを混ぜ合わせたマリネのタレを用意しておいて、あらかじめ漬けておいたものを焼き上げることで、風味豊かに仕上がります。

その他には、バターとの相性もいいですね。鹿肉の風味と新しい味の組み合わせを楽しむことができます。

自分で漬け込むのが面倒な方や失敗したくない方向けに、味付け済みの寒こうじ漬けも販売しています。

寒こうじ漬け(ロース)

 

また、MOMIJIでは店頭販売限定商品としましてバンビ(0〜1歳)のチョップ(ロースの部分)を販売しています。

チョップは製造量が少ないため店頭限定としておりますが、とても柔らかくて美味しい希少品ですので、お立ち寄りの際はぜひお買い求めください!

バンビのチョップ(ロース)↑

 

アウトドアこそ食べたいように食べれる機会だと思っているので、スマートさや行儀を忘れて、食べたいように食べるから美味しさが倍増するのではないかと感じます。

 

今回のまとめ

 

いかがでしょうか、既に試してみたくてウズウズしている方、新たな体験に興味深々の方は9月にある連休を利用してGBQを計画してみてほしいと思います。

メインディッシュの種類が増えるだけで、ワクワク感が変わることを実感できると思います!

想像してみてください。柔らかく風味豊かな鹿肉の横では、もうすぐ旬が過ぎようとしている夏野菜が色とりどりに並べて焼かれていて、トウモロコシ、パプリカなども食べ頃です。

そしてメインディッシュ、それは炭火でじっくりと焼き上げられた鹿肉。その香ばしい香りが、食欲を刺激します。食事を締めくくるデザートは、さっぱりとしたアイスクリーム。

バーベキューの楽しみは、自分達の工夫次第で無限大に。

ただ食材を焼くだけではなく、食材の組み合わせや調理方法、そしてその場のコミュニケーションを深めることで、バーベキューの楽しさを120%体験できるのです。

特に、鹿肉をフィーチャーしたGBQは、斬新さのある新体験として、記憶に残ることは言うまでもないでしょう!そして、またやりたくなるというループになっていきます。

既に鹿肉のファンで定期的に食べているよという方、レストランで食べたことがあるよという方も、GBQの魅力についてはやはりひと味違いますので、ゆっくりと体験していただくことを、ぜひともおすすめいたします。

 

文:鈴木 広法(local hack) 編集:工藤 秀佳 

 

監修:工藤 秀佳

1996年北海道札幌市生まれ。北海道大学農学部畜産科学科で畜産や食肉について学ぶ。一度は住宅業界で就職するが、やはり食肉に関わる仕事をしたいと思ううちに、大槌町地域おこし協力隊の募集を目にし、大槌ジビエソーシャルプロジェクトの活動内容に惹かれて応募。2021年4月から大槌町に移住し、狩猟免許を取得。活動していく中で農家さん達に出会い、農業被害を減らすことを目的にわな猟を中心に活動。2023年4月からMOMIJI株式会社の社員となり、他地域にジビエ事業を広める「ジビエ塾」の企画運営等を担当。

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  • MOMIJIコラム編集部