鹿肉のブルーベリー煮込みのレシピをご紹介!(カタ・スジ)

今回は、鹿肉のブルーベリー煮込みのレシピをご紹介します。鹿肉を果実と煮込むことで、臭みのない美味しい鹿肉料理を作ることができます。秋が深まって旬を迎える果実が増えてきた今だからこそ、果実煮込みにぜひ挑戦してみてくださいね。
鹿肉のブルーベリー煮込みの材料
・鹿肉(カタ肉) 300g ・タマネギ 1個 ・ニンジン 1本 ・赤ワイン(下処理用)400ml ・塩コショウ 適量 ・ニンニク 少々 【ソースの材料】 ・ブルーベリージャム 1瓶の半分 ・水 150ml ・赤ワイン 100ml ・トマトケチャップ 大さじ1杯 ・トマト缶 1缶 ・ローリエ 2枚 ・コンソメキューブ 2粒 ・チーズ お好みで |
今回使う鹿肉の部位はカタ肉を選択
カタ肉は他の部位よりも鹿の濃厚な風味を味わうことができる部位で、
じっくり煮込むことでおいしい煮込み料理を作ることができます。
今回はブルーベリージャムを使用しましたが、ソースの味付けを変えることで他の果実と煮込むことも可能です。
後の章でオレンジ煮の例を載せていますので、旬やお好みに合わせて試してみてくださいね。
鹿肉のブルーベリー煮込みの作り方を写真付きで解説!
写真を見ながら、調理手順を確認しましょう。
①鹿肉を一口大に切り、下処理をする。
鹿肉は先に一口大の大きさに切ってから下処理をします。下処理については様々な方法があります。下記を参考に、下処理方法を選択してくださいね。
【ブルーベリー煮込みに最適な下処理方法3選】
- 赤ワインに漬けて冷蔵庫で1時間寝かせる。
- 圧力鍋で下茹でする。
より柔らかい鹿肉料理を作りたいときは圧力鍋で下茹でがおすすめです。圧力鍋を使うことで短時間で柔らかい鹿肉に仕上がります。ただし、今回は果物の香りを肉にしみこませるために煮込み時間は1時間がおすすめです。
- 牛乳に漬けて冷蔵庫で30分以上寝かせる。
鹿肉の臭みを気にする方はこちらをお試しください。血抜き効果があります。
下処理の詳細についてはこちらの記事でも紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
②野菜をカットし、鹿肉に味付けをする。
タマネギは薄切りに、ニンジンは一口大にカットします。下処理を終えた鹿肉に塩コショウをもみこんで下味をつけます。
③鹿肉の表面に焼き色を付ける。
熱したフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、鹿肉を炒めます。鹿肉に焼き色をつけることで、食感を良くしつつ煮崩れを防止する事ができます。ニンニクと一緒に炒めることで、鹿肉にニンニクの香りづけをします。
炒める際に、下処理で使った赤ワインを軽く回し入れると、さらに香りが立って美味しく仕上がります。
④ニンジンを炒め、鹿肉とタマネギを加えてさらに炒める

フライパンから鹿肉を一旦取り出してから、オリーブオイルでニンジンを炒めます。ニンジンに火が通ったら、取り出した鹿肉とタマネギを加えます。
タマネギが柔らかくなるまでさらに炒めます。
⑤フライパンに残りの材料を入れて2時間煮込む
フライパンに煮込みソースの材料をすべて加えて、弱火で2時間煮込みます。赤ワインは下処理で使ったもので大丈夫です。水分が足りなくなってきたら、少しずつ継ぎ足してください。2時間煮込んだら完成です。
鹿肉のブルーベリー煮込みのアレンジレシピ
今回使ったブルーベリージャム以外にも、様々な果物ソースで煮込むことで美味しい煮込み料理を作ることができます。筆者のおすすめはオレンジジュースや山ぶどうジュースです。次の章でオレンジ煮込みのレシピを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
さっぱりした風味を楽しみたい方におすすめ!「オレンジ煮込み」
ブルーベリー煮込みの材料をベースに、ソースの材料を変更します。
・鹿肉(カタ肉) 300g ・タマネギ 1個 ・ニンジン 1本 ・赤ワイン(下処理用)400ml ・塩コショウ 適量 ・ニンニク 少々 【ソースの材料】 ・オレンジジュース 100ml ・白ワイン 150ml ・水 150ml ・トマト缶 1缶 ・バター 10g ・ローリエ 1枚 ・ローズマリー 少々 |
ソースの材料を上記に変更して、ブルーベリー煮込みと同様の手順で調理します。柑橘系の風味によって鹿肉の臭みが中和されるため、鹿肉の香りが苦手な方や鹿肉を家庭料理風の味付けにしたい方におすすめの料理です。ぜひオレンジ煮込みも試してみてくださいね。
まとめ
下処理と長時間煮込むことがおいしいブルーベリー煮込みを作るためのポイントです。果物の香りが鹿肉の臭みを和らげてくれるため、果物と鹿肉は相性抜群です。ジビエを柔らかい肉にするために長時間煮込むことが、果物の香りづけにもなります。香りを楽しみながら調理してみてくださいね。今回使ったカタ肉はMOMIJIのオンラインストアから購入できますので、煮込み料理を作る際にはぜひ下記リンク↓からご購入をお願いします。
- MOMIJIコラム編集部